幅の違う並びの2窓のカーテンを作るときのこだわり
2024/05/11
【幅の違う並びの2窓のカーテンを作るときのこだわり】
岐阜県大垣市のカーテンとじゅうたんのShikano(しかの)の川口です。
しかの園芸部では、先日植えたマリーゴールドの種が発芽しなかったので、部長Yさんが家で育てた苗を持ってきてくれたのを植えました。
自家採取した種は発芽率が低いようです。
わたしが去年家で採取した種だったのですが、自宅で植えたものは4つくらい発芽したので、発芽率10%弱くらいかな。
そのほかに、まつばぼたんとヒマワリの種をまきました。
ちゃんと芽が出るといいんだけどなー。
なんせ、ゆるーくやっているのでどうなるか分かりません。
パンジーはわたしの家から持ってきて植えました。
花があると癒されますねえ。
さて、施工例のご紹介です。
施工例はこちら→ https://www.i-shikano.co.jp/case/post-300/
幅の違う並びの窓に、1.5倍ひだでリターン付きのカーテンをご希望でした。
幅約180㎝と約270㎝の窓です。
幅180㎝の窓の方は、リターン無しなら2枚の布で作ることができますが、リターンを付けるとその分生地をたくさん使うので3枚の布を使わなくてはいけません。
幅270㎝の窓の方は、リターンを付けても付けなくても3枚の布で作ることができます。
ただ、リターンを付けると、1.5倍ひだではありますが2つ山のひだが小さくなってしまいます。
そして、2窓並んでいるので幅180㎝の窓の方も小さいひだに合わせることになり、せっかく1枚生地を増やして作るのに切り落とさないといけないのです。
ちゃんと指示して頼まないと、幅180㎝の方は2倍ひだ、幅270㎝の方は1.5倍ひだになってしまいます。
ひだの大きさをそろえるなら、両方とも1.5倍ひだの仕上がり。
幅180㎝の方は2倍ひだで作る分の料金がかかるのに、生地を切り落として1.5倍ひだにすることになります。
ちょっともったいないですよね。
そこで、せっかく増やした1枚の生地がムダにならないように、2窓のカーテンのひだが小さくならず、さらに2窓のカーテンのひだの大きさをそろえて作るように工夫しました。
「ひだの大きさ」と「ひだとひだの間隔」を2窓が同じくらいになるように計算して作ります。
生地のつなぎ目は、ひだの横にして目立たないようにしました。
2つ山ですがひだの数は2倍ひだと同じなので、1.5倍ひだには見えない仕上がりになりました。
リターン付きです。
自社の縫製工場が敷地内にあるからこそ、このような細かい指示をして作ることができます。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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