国内最大級の国際インテリア見本市 "JAPANTEX 2023" に行って来ました
2023/11/19
【国内最大級の国際インテリア見本市 "JAPANTEX 2023" に行って来ました】
岐阜県大垣市のカーテンとじゅうたんのShikano(しかの)の川口です。
先日、東京ビッグサイトで「JAPANTEX 2023」が開催されました。
40年前から開催されている国内最大級の国際インテリア見本市です。
わたしは今回初めて見に行ってきました。
毎年行きたいなーと思いながら、朝は子どもを学校に送り出さないといけないし、帰りも遅くなると子どもたちがお腹すかせたらかわいそうだし、なんて心配事もあったので行くことができませんでした。
でも今年は、子どもたちも大きくなったし何とかなりそうだったので、思い切って日帰り東京へ行くことに!
子どもたちがまだ学校へ行く前の朝7時05分発の新幹線で出発しました。
ジャパンテックスに行く前にもう一つ目的がありまして、NORMAN®(ノーマン)という窓廻りのメカ物のメーカーのショールームに行きセミナー受講!
日帰りの割には過密なスケジュールですが...
ノーマンのセミナーについてはまた後日書きます。
ジャパンテックスでは、各企業の展示やセミナー、競技大会などいろいろな見どころがありますが、わたしが行きたかった荒井詩万さんのセミナーは日にちが合わず残念ながら聴けませんでした。
入場して一番目を引いたのが、Windows Paradiseのブース。
カーテンって、こんなにデザイン性があってオリジナリティが表現できてワクワクするんだなーと改めて思いました。
デザイナーの方がテーマに沿ったお部屋や窓装飾をデザインされ、その通りのカーテンを作る縫製技術、本当にすごいです!
いろんな生地を組み合わせてできるデザインがとってもおもしろいですよねー!
他にもいろいろ見て回ったのですが、あんまり写真が無くてすみません。
今後弊社でも取り扱いたいなーと思う生地のメーカーさんのブースなども見てきました。
また、最近話題のウェーブスタイルの展示がTOSOのブースにありました。
ひだのないフラットカーテンとはちょっと違って、1.5倍くらいのウェーブがあります。
TOSOからウェーブスタイルが作れるカーテンレールが発売されています。
ランナーが8㎝間隔でテープでつながっているので、そこに12㎝おきにフックを付けたフラットカーテンを引っ掛けると1.5倍のウェーブスタイルが作れます。
ウェーブスタイルを作るときに使う芯地は、専用ウェーブテープⅡというのがあります。
これを使うと、フックは小さいギャザーフックを使用するので、アジャスターフックのように丈の微妙な調整はできません。
アジャスターフックを使いたい場合は、フラットテープを使います。
TOSOのフラットテープには、普通のとソフトタイプの2種類があって、ソフトタイプの方がウェーブがきれいに出るとカタログに書いてあります。
ブースにいらっしゃったTOSOの方に、ソフトタイプのフラットテープでウェーブスタイルがきれいにできるか聞いたら、それで作ってもいいけど専用ウェーブテープが一番きれいだとおっしゃってました。
そんなに違いがあるのか実際に見ていないので分からないですが、アジャスターフックが無い方がなめらかなウェーブが出るのかもしれません。
それから、ウェーブカーテンは平たたみかヒダたたみかどちらで納品したらよいか、聞いてみました。
ヒダたたみするとペキペキに跡が付いてしまうので、あまり良くないようです。
社内でも意見が分かれるそうですが、平たたみしてたたみじわはアイロンで伸ばすのがいいそうです。
上の写真にあるように、サンゲツのウェーブスタイルはSAウェーブという独自の縫製仕様で形状記憶加工が施してあります。
ですので、吊元から裾まできれいなウェーブができています。
その他のメーカーのウェーブスタイルは、形状記憶も形態安定もしてないので、吊元はきれいなウェーブですが裾の方は均一なウェーブができていません。
当店では、ただいまウェーブスタイルの形態安定加工の研究中です。
形態安定加工の機械があるのですが、これはひだのあるカーテンの仕様なので、ちょっと工夫してやらなければいけないのです。
こちらは、ウェーブスタイルカーテンのサンプルを作るために、もともとあったフラットカーテンのサンプルを使って試作してみたものです。
カーテンレールは、TOSOのネクスティのウェーブスタイル用です。
吊元の芯地がきれいなウェーブにならなくて、もう少し何とかならないかなーと試行錯誤中です。
話がそれましたが、ジャパンテックスでは新しいものを見るもの楽しかったですし、なにより普段オンライン上でしかほとんど繋がりがなかった方々とお会いできて、お話しできたことが一番得られるものが大きかったです。
とっても貴重な経験となりました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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