幅の広いカーテンの形態安定加工
2022/04/17
【幅の広いカーテンの形態安定加工】
岐阜県大垣市のカーテンとじゅうたんのShikano(しかの)の川口です。
ちょっと前は夏のような暑さだったのに、このところ肌寒い日が続いています。
気が付けば、4月ももう半分過ぎてる!!!
季節の移り変わりは早いもので、桜は散り果て、わが家のチューリップも終わりました。
初めて植えたチューリップは、
♪なーらんだ なーらんだ 赤白黄色♪
とはいかず、赤、オレンジ、ピンク、紫は咲いたのですが、白・黄色は咲きませんでした。
まあ、何事も最初からうまくいかないですよね!
来年の楽しみにしておきます。
さて、昨年度は小中学校のカーテンをたくさん納品させていただきましたが、年度替わりのこの春休みにも何校かお世話になりました。
なんとか入学式までに納めたいと思い、縫製スタッフさんにとってもがんばってもらいました。
新規でカーテンを作るだけではなく、今使っているカーテンの修繕もしています。
その場合は洗っていただいたものを直すので、学校が春休みに入ってからクリーニングに出されて、その後弊社で引取りに伺って直して納める、という流れ。
なんとか全ての学校のカーテンを入学式までに納めることができました!
今回ご紹介する施工例は、市内の高等学校のカーテンです。
施工例はこちら→ https://www.i-shikano.co.jp/case/post-205/
こちらの学校も、入学式の前日に取付けすることができました。
スタッフが1名仕上がったカーテンを持って午前中から取付けに行っており、途中でわたしも合流。
お昼過ぎに、縫製スタッフさんから残りのカーテンが仕上がったという連絡を受け、取りに戻りました。
いつもはこんなにギリギリで仕上げることはほどんどないのですが、取付け日が1日前倒しになったためこのようなことに。
縫製工場が同じところにあるというのは、いろんな対応ができて助かります。
こちらは講堂。レースカーテンを取り替えました。
この幅の広いカーテンは、片開きです。幅が6mくらいあります。
形態安定加工をしてあるので、ウェーブの跡がきれいに付いています。
ほとんどどのメーカーも、形態安定加工ができるのは幅3m(ひだの数が27個)まで。当店の加工の機械もそうです。
では、どうやって幅6mのカーテンを形態安定加工したのか⁉
なんとか加工をしたい、という担当者の願い。
苦肉の策?で縫製スタッフさんが考えてやってくれたのが、半分ずつ作り形態安定加工をし、後で幅をつなぐという方法。
けっこう手間がかかる作業ですが、おかげできれいなカーテンができました。
これも、縫製工場がある『しかの』だからこそできる技!
カーテン以外に、レールを取り替えたり、ランナーだけ取り替えたりする作業もしました。
レール自体は使えるけれど、カーテンを引っ掛けて動かすランナーという部品が傷んで動きが悪い場合があります。
そんな時は、ランナーを総入れ替えすると滑りが良くなりますよ。ただし、そのレールに合うランナーでないといけません。
しかし、なかなか地味に大変な作業です。
外した大量のランナーが散らばってしまって、二人で黙々と拾っていたら、ふと「テニスボール集めているみたいやなー」と同時に同じことを思っていて笑ってしまいました。
二人ともテニスをやっているのでね。
このように、学校や施設のカーテンもたくさん作っています。
ぜひご相談くださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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