カーペットの「くも現象」って?
2020/10/31
【カーペットの「くも現象」って?】
岐阜県大垣市のカーテンとじゅうたんのShikano(しかの)の川口です。
11月1日は「カーペットの日」!
ということで、カーペットの話題続きでいきます!
でもその前に。
大垣市民の広報誌「広報おおがき」の11月1日号に当店の広告が掲載されています。
5月~10月、11月~4月の半年間の契約で広告が掲載されます。
1日号と15日号各4枠ずつの計8枠、毎回応募が多くて抽選になります。
今回も見事抽選で当たりましたー!
また半年間、1日号でお世話になりますのでよろしくお願いします。
さて、カーペットのお話は、「くも現象」について。
一般的には、あんまり聞きなれない言葉ですよね。
新しいカーペットを敷いて2~8週間くらいの間に、カーペットの上に水をこぼしてできたような波型、または島状に、他の部分と色が違って見えるといった現象が現れることがあります。
これを「シェーディング」といいます。日本では、この現象が雲のように見えることから、「くも現象」と呼ばれています。
どんなものかというと、当店の入り口に敷いてあるカーペットにも現れていますのでこちらをご覧ください。
右の方が明るく、真ん中が色が濃いですね。
「くも現象」について、詳しく説明してある冊子が当店にあります。
「くも現象(シェーディング)」とは、カーペットの一部分が光の入射や注視方向によって、ある所からは周りより明るく、反対側からは暗く見えるという現象で、主にカットパイルのカーペットに起こります。
1本のパイル糸が根元から向きを変えるわけではなく、表面から約1/3のところで捻じれたり折れ曲がったりしており、一定の角度で曲がるわけではないので明暗はさまざまに変化します。
この形は、現れた場所それぞれで独自であり、全く足を踏み入れていない場所にも現れます。
特に、密度の高い最高級な仕様のカーペットに発生しやすいのです。
これまでに様々な実験や調査が行われていますが、はっきりとした原因が分からず、シェーディングが起こったら元に戻すことはできません。
高いお金をかけて敷いたカーペットにシミのようなものができた...というクレームになりかねないものです。
当店でも昔あったそうです。
くも現象は当然起こりうるもの、というくらいの認識を持たなくてはいけませんが、なかなか難しい問題ですね。
販売するわたし達も、きちんとご説明できるようにいたします!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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