タフテッドカーペットってこうなってます。
2020/07/27
【タフテッドカーペットってこうなってます。】
岐阜県大垣市のカーテンShikano(しかの)の川口です。
4連休が終わりました。
ずっとお天気が良くなく、静かに過ぎていきました。
本当だったら、オリンピックが始まって盛り上がっていたんでしょうね。
当店は、コロナ対策をして営業しています。
先日、岐阜県からステッカーが届いたので、出入り口に貼っています。
さて、先日カーペットの加工をしました。
これまでにも、何回かカーペットのオーバーロックの様子をご紹介していますが、今日はカーペットってこんな風に作られているんです、というお話です。
冒頭の写真は、「タフテッドカーペット」というカーペットです。
普通は、周りが糸でかがってあるカーペットが売られていて、こんな作りかけのようなものは見たことがないですよね。
これは、施工用に発注した幅なりのカーペットの端っこです。
裏が麻張りや不織布張りのものは、ほとんどがタフテッドカーペット。
現在のカーペットの主流です。
この白っぽい基布に、パイル(カーペットの毛)を機械のミシン針で差し込み、抜けないようにラテックスなどの接着剤でくっつけて固定します。
さらに、裏に麻や不織布を貼り付けてカーペットが作られています。
一つ一つのパイルが接着剤で基布にくっついているので、カーペットを切って縁を縫わなくても、パイルがほどけてくることはありません。
白い基布や麻の糸が出ることはありますが、切り口が部屋の端にくるなら切りっぱなしでも使っていただけると思います。
また、長年タフテッドカーペットを使っていると、床に白い粉が落ちていることがあります。
怪しい粉じゃありませんよー!
これは、パイルを止めてある接着剤が粉となって落ちてくるからです。
お掃除して取り除いていただくしかないのですが、粉がたくさん落ちてきたら、もうカーペットの替え時ですよー!
以上、カーペットの豆知識でした。