『今あるもので「あか抜けた」部屋になる。』方法とは!?
2019/04/03
4月1日に新しい元号が発表されました。
「令和」という、まだ聞きなれない言葉。
1か月後には、新しい時代がスタートします。
その頃には、「令和」に慣れているかもしれないですね。
西暦と元号と2つの年号があるのでややこしいですが、まあ、頭の体操と思って計算しましょう。
令和に18を足すと西暦になるんですからね。
さて、大垣市の桜も満開間近です。
春といえば、「4月10日はインテリアを考える日」!
ということで、インテリアを考える上で、とーっても参考になる本のご紹介です。
今あるもので「あか抜けた」部屋になる。
こちらは、インテリアコーディネーター荒井詩万さんの本。
インテリア本なのに、写真が一切ない!という変わった(?)本。(詩万さん、ごめんなさい!)
それだけで興味をそそる上に、タイトルを見ると、なんか自分にもできそうな気がする...!
というわけで、少し中身をご紹介しますね。
自分の部屋がイマイチ...と思っている方、なんとなく家具を置いたり、なんとなく物を飾ったりしていませんか?
この「なんとなく」がお部屋をイマイチにする原因なんですって!
あか抜けるお部屋作りにはルールがあって、この本では20個のルールが紹介されています。
このルールを守ると、どんな部屋でもあか抜ける!
わたしが、これは一番大事なことかも!と思ったのは、
ルール1 入口の対角に 何を置くかで すべてが決まる
部屋の入口からいちばん遠い対角にある場所が、人が無意識に最初に目を向ける場所。
ですから、ここをきれいにしておけば、素敵な部屋ー!という印象が残るのです。
対角線にある場所のスペースにも寄りますが、
・ソファーとクッションを置く。
・大きめの観葉植物を置く。
・絵や写真、ポスターなどを飾る。
・小物、雑貨を飾る。
など、方法はいろいろ。
わたしの家は、どうかなー。
...やばい!できてない!
さっそく考えてみようっと...。
それから、カーテン屋としてうれしかったのがこちら。
ルール16 カーテンと窓は ジャストサイズしか ありえない
そうなんですー!
ぜひぜひ、サイズはピッタリにしましょう!
この本には、とっても分かりやすく、こんな風に例えて書いてありました。
高級ブランドの服を着ていても、サイズが合っていなかったらぜんぜんおしゃれに見えないけれど、ファストファッションでもぴったり合ったサイズを着ると、すっきり着こなしている印象になる...と。
なぜカーテンのサイズにこだわるのかと言うと、カーテンはお部屋の中で大きな面積を占めるため、部屋のレベルを印象付ける重要アイテムだからなんです。
ですから、カーテン選びはカーテン専門店にご相談くださいね。ぴったりサイズに作るには、採寸が命です。
そして、もうひとつ。じゅうたん屋としては、こちらもおすすめ!
ルール15 ラグを敷くと 区切りが 生まれる
ラグというのは、部屋の一部に敷く3畳くらいまでのサイズの敷物のこと。
ラグを敷かずに生活することもできますが、ぜひ敷いてください!
例えば、1つの広いお部屋にリビングとダイニングのふたつの空間がある場合、ラグを敷かないと区切りがない状態となり、メリハリがない印象に。
一方、リビングにラグを敷くと、ふたつのスペースの間に境界線ができ、リビングはくつろぎスペースとなります。
仕切りを付けるわけでもないのに、見えない仕切りができたように空間が分けられますよ。
以上、3つのポイントをご紹介しました。
なぜ3つかというと、あか抜けた部屋にするコツに、『3つ』というキーワードが何回か出てくるからです。(ぜひお読みください)
ご紹介するのも、3つくらいがちょうどいいのではないかと。
インテリアの参考書となる1冊です。
この本を部屋に飾るだけで、あか抜けた部屋になる気がする。。。