お客様が幸せになれるインテリアを作る。それが私た…

お客様が幸せになれるインテリアを作る。それが私たちの仕事かな。

2018/06/03

お客様が幸せになれるインテリアを作る。それが私たちの仕事かな。

『マナトレーディング インテリアファブリックの世界』

マナトレーディング株式会社の代表取締役会長 齋藤伸一氏が書かれた本を読みました。

8年前に発行された本の改訂版で、取り扱いブランドの紹介ページを現在のものに修正され、商品写真も新しいものに差し替えられました。

マナトレーディング株式会社の歩みから、取り扱いブランドの紹介まで書かれているのですが、読み終わって率直に感じたのは、インテリアはさておき(おいちゃいかんか)、齋藤会長が人間味にあふれた方だっていうこと。

インテリアやファブリックを愛する気持ちが伝わってくるのはもちろん、人に対する愛情や思いやりが、たくさんある方なんだろうなと思います。

そして、わたしがこの本に引き込まれたのが、第1章の一番最初。

『商材があり、お客様がいるのならあとは一生懸命やるしかない』

わたしは、けっこう『一生懸命』という言葉が好きです。

「なにを熱いこと言ってるんだー」って笑われるかもしれないけど、他人から「無駄なことを...」なんて思われるかもしれないけど、自分で決めたことは一生懸命やりたい。

とは言っても、一生懸命を持続することはとっても大変で、時には挫折したり、あきらめたりすることももちろんあります。

ちょうど心が折れそうなときに、この本が届いて読み始めました。

真っ先に『一生懸命やるしかない』という言葉が目に入って、「一生懸命やることは間違ってない!」と確信。

心が少し、す~っとしました。

そして、最後のあとがきに、

『仕事をするうえでいちばん大切なことは「一生懸命にやる」ということに尽きる』

という一文があります。

『もしも失敗してしまったなら、それは自分の一生懸命さが足りなかったということです。次はもっと一生懸命になってみてください。』

そう、やさしく語りかけてくれています。

もう、これわたしのために書いてくれたのーってくらい心にしみました。

そのあとの文章に、

『枝先に実ったスキルが素晴らしくても、幹(何のために仕事をするのか)が空洞だったら、強い風が吹いたとき、その木は簡単に倒れてしまう』

という内容が書かれています。

ちょうどこれを読んだ前日くらいに、かなりやさぐれていたわたしは、友人に「本当は中身が空っぽで、風が吹いたら飛ばされる。今は飛ばされないように何でもいいから詰め込んどけって感じだー」と言ったばかり。

この文章を読んだとき、本当にドキッとしました。

自分が何のために仕事をするのか。

単純だけど、やっぱり、お客様の喜んだ顔が見たいから。かなー。

すなわち、「お客様が幸せになれるインテリアを作る」ことが、私たちの仕事!

以上、感想文でした。感想文や作文は昔から苦手なんで、こんな感じですいません...