法事の話と仏壇のカーテンの話。
2018/05/22
この前の日曜日、家で法事が行われました。
おじいさんの37回忌。わたしは会ったことがないですが。
昔に比べると集まる人数は少なくなったと思うのですが、親戚の方にも来てもらい、子どもも含めて18人いました。
ごえんさん(住職さん)がいらっしゃったら、お茶を出す。飲み終わった湯飲みを下げて洗って、次の準備をしておく。
お経の間の休憩が2回。
1回目の休憩。まず、ごえんさんにお茶とお菓子を出し、親戚の方たちにもお茶とお菓子を出す。いただいたお供えのお菓子を下げてきて、2回目の茶菓子に使用する。1回目の休憩が終わったら、湯のみを下げて洗って次の休憩のお茶の準備。
2回目の休憩。1回目と同じようにお茶とお菓子を出し、休憩が終わったら、下げて洗っておく。
すべてお経が終わったら、お昼ご飯の準備。仕出しのお料理をテーブルに並べてみんなでいただく。
さすがに何回も法事を経験すると、手順を覚えられます。お経も、なんとなくもうすぐ休憩だな、と分かるようになってきます。
そういえば、西城英樹が63歳で亡くなって、まだ若いのに...とちょっとショックだったけど、わたしの父親が亡くなったのは61歳。英樹より若かったのかーと思っちゃいました。
同じ年にわたしの祖母、父親が亡くなったので、そこからお経を聞く機会が急に増え、法事も何回も経験したので、だんだん慣れてくるもんです。
とはいえ、お客様が集まり、今日はいろいろと気を遣ったので軽く疲れました。
どうしてもやらないといけない仕事があったので、法事が終わってから出勤したのですが、緊張の糸が切れたのか、車で出勤中も仕事中も眠くて眠くて...。とてもパソコンの前に座っていられない状態でしたー。
社長、すいませんー!あ、でもちゃんと、立って動いてできる仕事はしましたよー!
法事といえばお仏壇。うちの仏壇にはカーテンは付いていませんが、仏壇にカーテンを付けるお家もあります。
ウイリアム・モリスの「いちご泥棒」のカーテンです。施工事例はこちら→http://www.i-shikano.co.jp/case/post-19/
こちらも高級なカーテンです。施工事例はこちら→http://www.i-shikano.co.jp/case/post-15/
仏壇のカーテンは、閉めることはまずありません。
じゃあ、何のために?
それは、仏壇の上と横の空間を隠すためなんです。
立派なお仏壇には、やはりみなさん高級なカーテンを選ばれます。そして、上飾りやカーテンのすそ、タッセルにもトリムを付けることがあります。
上飾りの丈にも注意が必要です。仏壇のある和室では、だいたい座布団の上に正座をしますよね。そうすると、視線は下から。上飾りの丈が短いと、隠すはずの仏壇の上の部分が、下から見えてしまいます。
お仏壇を大切にし、先祖を敬う心ってとっても大切ですね。
こちらは、店内にあるカーテンです。仏壇のカーテン用に作ったわけではないんですが、ゴールドっぽい色が仏壇のカーテンのように見えちゃいます。
仏壇のカーテンを知らない方には、ちゃんとクラシック調のカーテンに見えるかな...