わたしもたまには修理屋さん!ローマンシェードのストッパー交換。
2018/03/28
ローマンシェードのプレーンスタイルをお使いのお客様が、「生地を上げたときに止まらなくなった」と、お店に持ってきてくださいました。
ローマンシェードにはいろいろ種類があって、プレーンシェードがこちら。
バルーンシェードはこんな感じ。
他にもいろんなスタイルがありますが、どれも上下に昇降するタイプです。(画像は2枚ともアスワンカタログより)
お客様が持ってきてくださったのは、プレーンシェードのひもを引いて昇降するコード式のタイプです。
生地を上に上げたときに、本体のストッパーが働いてそこで止まるはずなんですが、中の部品が取れてしまって止まらなくなったのです。
お客様が持ってきてくださったのは、壊れたストッパーとコードが通った状態の布の部分。本体がブラケットから外せなかった、とのことでした。
このストッパーを見たとき、
「これは、なんか見たことあるっ!」
と、めずらしく(?)ピンと来て、部品がいっぱい入った引き出しを捜すと、ありました!
トーソーのパディナキットのストッパー。
10年以上前のキットです。
ちょうど、わたしが以前しかので働いていたときによく使っていたシェードのキットです。(ちなみに、わたしはその後8年間仕事をはなれていたので、その間にいろんなものがすっっっかり変わっていました。)
部品があれば、交換したら直ります。
しかので取付けした商品ではなかったのですが、修理ができるものは承ります!
これは、わたしにもできる!
念のため、ひもが通っているところの写真を撮っておきました(さっきの写真です)。
いや、万が一...万が一ですよ!通し方が分からなくなった場合に備えて...。
そして、壊れた部品からひもを抜いて、新しい部品に通します。
出てきたひもをコード止めに通し、抜けないように結んで操作コード側のコード止めとくっつけます。
ストッパーを本体に戻し、操作の確認をしたら、できあがり~!
(本体はお客様のお家の方面に行ったスタッフに外してきてもらい、お店で直しました。)
今回みたいに見てすぐに分かれば早いのですが、小さい部品だけだったりすると、メーカーが分からない場合もあるので、調べるのに時間がかかることがあります。
ブラインドやロールスクリーンなどは、本体にメーカー名や、いろんな番号やサイズが書いてあるメンテナンスシールが貼ってあるので、それを見て教えていただけると早く分かりますよ。
まだまだ「職人」には程遠いですが、ちょっとした修理はお店のスタッフでできるので、カーテンや窓廻りアイテムの調子が悪くてお困りの方は、お問い合わせくださいね。