川島織物セルコンの新作展示会に行ってきました。
2018/07/09
先週は、西日本を中心に大雨が降り、各地に被害が広がっています。お亡くなりになられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。また、被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。
ここ、岐阜県でも大雨による被害が出ているようです。大垣市内の小中学校は、2日半お休みになりました。まだ地盤が緩んでいますので、お気を付けください。
その大雨の中、川島織物セルコンのカタログ「FELTA」の新作展示会に、名古屋の吹上ホールまで行ってきました。
会場に入ってすぐのところには、冒頭の写真のカーテンが展示してありました。
銅のような色の「カッパー色」というのがおすすめだそうです。
写真だと分かりにくいのですが、全体的に光沢のあるものや、光沢のある糸を使って部分的に光っているものが多くありました。
とても上品なイメージで素敵です。
こちらは、爽やかなカジュアルなブルーのレースカーテン。
無地のドレープカーテンも何種類かあったのですが、ざっくりと織り上げたナチュラルな風合いのもの、リネン(麻)風のものが多くありました。
いちばんおもしろいなと思ったのが、「陰翳礼賛(いんえいらいさん)」シリーズ。
光を通すと、柄が現れます。
外が暗いときは、こんな感じ。
朝になり、外が明るくなると...
木立の中を鳥が飛び回っています。
「陰翳礼賛」とは、簡単に言うと、影を褒め称える、ということ。
谷崎潤一郎が書いた本のタイトルです。わたしは読んだことがなかったので、読んでみたいなと思いました。
電灯のなかった時代の日本で、陰影を美ととらえる文化、とても素敵ですね。
そして、レースカーテンコーナーへ。
リネン調のレースが多くありました。でもポリエステル100%なので、水洗いができお手入れが楽です。
また、「ローグレア」という機能レースカーテンがいくつかありました。
これは、外光のまぶしさを軽減し、柔らかな光を作り出す機能です。適度な採光機能も持ち合わせているので、室内の明るさも維持します。大きい窓や、西日対策におすすめですね。
こちらは、カーテン生地を切り替えてオリジナルのカーテンを作ることができるシリーズです。
組み合わせできる生地の種類が増え、より自分だけのお部屋をカスタマイズできます。